みなさん、こんにちは。
去る2月12日、みなさんのもとに衝撃の走る
ニュースが報道されたことは記憶に新しいですね。
今最も勢いのある競泳界のホープ
池江璃花子選手が白血病に侵されている
とメディアが報じました。
私もこのニュースを聞いた時、
『なぜ、このタイミングで…。』、と
非常に残念でなりませんでした。
『白血病って?』、『選手生命は大丈夫?』など
みなさんも色々心配されたことかと思いますが、
白血病って一体どんな病気なのでしょうか。
白血病とは簡単に言ってしまえば、『血液のガン』
です。血液細胞がガン化した結果、正常な機能を
持たないまま過剰に増殖するようになってしまうのです。
その結果、
「感染症にかかりやすくなる」
「感染症が治りにくくなる」
「通常の免疫力があればかからないような感染症になる」
などの症状が現れます。
発症の原因は詳しく解明されていませんが、喫煙や
健康診断の時に浴びる放射線、さらに自然界にも存在する
放射線や発がん物質が原因ではないかと考えられています。
治療には、炎症反応を鎮めるステロイド剤やガン細胞を
減少させる抗ガン剤、放射線治療が施されます。
白血病の予防法においてはまだ確立されておらず、
不明点が多い病気であることも事実です。
現在では医療の発展もあり、白血病に罹患しても
約70〜80%程度は寛解すると言われていますが、
白血病の初期症状は一般的な風邪などの症状と
間違われやすいため、発見が難しいとされています。
貧血や全身の倦怠感、無気力になるなどの自覚症状、
さらには夜間に多くの寝汗をかいたり、体重の減少が
気になる、などの症状が現れた場合は速やかに
医療機関を受診するようにしてくださいね。