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健康・医療

ズキズキ痛い偏頭痛

みなさん、こんにちは。

私は昔から偏頭痛持ちなので、ふとした拍子に頭の痛みに長時間悩まされることが多々あります。

偏頭痛持ちの方なら、お分かりかと思いますが、本当に辛い…。

ですので、痛み止めは常時持ち歩くようにしています。

今回は偏頭痛についてご紹介したいと思います。

偏頭痛はこめかみから目のあたりが、ズキズキと心臓の動きに合わせるようなリズムで痛むのが特徴。

吐き気や嘔吐を伴い、光・音・気圧や温度の変化に対して敏感になることも多いです。

原因ははっきりと解明されていないが、脳の血管を取り巻く三叉神経の炎症が関わっていると考えられています。

20代~40代の女性に多く、生理前から生理中にかけて頭痛が起こりがちであるため、女性ホルモンとの関係性も疑われていますが、男性にも起こることがあります。

原因は何らかの理由で脳の視床下部が刺激されることで、脳の血管が急激に拡張することで、独特の脈打つような痛みが生じるという説がありますが、はっきりとした原因は解明されていません。

ほかにも、電車などの移動中に見る窓越しの風景や、車やバスなどのエンジンの振動も脳への刺激につながるといわれています。

また、血管を拡張・収縮させるポリフェノールなどが含まれるオリーブオイル、チーズ、赤ワインなどの摂り過ぎも、片頭痛の引き金になることがあるようです。

症状としては、片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、心臓のリズムに合わせて脈を打つようにズキズキと痛むことが多いようです。

体を動かすと痛みが増し、吐き気、嘔吐、下痢といった症状も伴うため、仕事や家事といった日常生活に影響が出やすいようです。

人によっては、ギザギザした光が見える、空腹感がある、生あくびを繰り返す、イライラする、手足がむくむといった痛みの予兆があります。

症状とその経過、頻度など診断基準をもとにした問診が最も重要です。

中心となる治療は薬物療法で、三叉神経周辺の炎症を抑え脳の血管を収縮する働きで、片頭痛発作を抑えるトリプタンが最も使用されます。

一般的な痛み止めの非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)も用いられます。

また、日常生活に支障を来たすほど片頭痛の発作が多く起きたり、痛みの持続時間が長かったりする場合には、片頭痛の回数を半分以下に抑えることを目標に、予防薬が使われることもあります。

痛みが強い部分に冷やしたタオルを乗せることも、痛みをやわらげるのに役立ちます。

片頭痛は、過労やストレスによって起こりやすくなるため、これらをためないようにすることが予防につながります。

また、片頭痛にはビタミンB2やマグネシウムが良いとされており、食生活の改善も効果的です。

なお、頭痛が起きている時は入浴や運動、マッサージなどで悪化するため、痛む部分を冷やし、横になって静かな部屋で休むことが望ましいです。

月に10日以上頭痛薬を飲んでいる場合には、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)に陥っている可能性もあるため、注意が必要です。

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