みなさん、こんにちは。
みなさんは甘い食べ物はお好きですか?
私は大の甘党で、食事前でも一日に頻繁に甘い物を口に運んでしまいます。
最近はあまり運動も出来ていないので、こんな生活を続けていてはマズいと思いながらも止められない生活が続いております。
今日は生活習慣病の一つでもある糖尿病についてご紹介したいと思います。
「太った人がなりやすい」と思われがちな糖尿病には、大きく2つのタイプがみられます。
それは小児や若年者に多い、インスリン依存性の強い1型と、生活習慣と遺伝的要因によって発病してくる2型です。
糖尿病で尿に糖が漏れ出すのは、血糖値が、およそ170mg/dL以上になってからです。
食後でも基準値140mg/dLを大きく超えないと、尿に糖は出ないので早期診断には、血糖検査が必須です。
糖尿病は一生つきあっていかなければならない病気です。
しかし悲観的になく、きちんと治療を続け、血糖値を良好にコントロールしていれば、仕事も続けられますし、出産することもできます。
糖尿病をうまくコントロールしていくために、気をつけたいのは栄養・運動・休息、そしてストレス解消の4つの要素。
これは糖尿病患者さんだけでなく、すべての人にとって、健康な生活を送るうえで大切なことです。
糖尿病治療の主治医は自分自身だと自覚し、規則正しい生活を心がけて、「一病息災」をめざしましょう。
血糖の高い状態が続くことにより起こる、体のさまざまな部分の障害を「合併症」と言います。
将来、合併症を起こさないためには、血糖コントロールが大切です。
血糖自己測定に加え、1~2ヶ月前からの血糖値がわかるHbA1C(ヘモグロビンエー・ワン・シー)の検査を、病院で定期的に受けましょう。
合併症を予防するには、このHbA1Cが6.5%以下を保つよう努力することが必要です。
合併症は糖尿病になったら必ず起こるわけではなく、適切な血糖コントロールで防ぐことができます。
むやみに恐れることなく、正しい治療を続け、定期的な検査と診察を受けることが大切です。
また食事・運動療法は毎日の暮らしに取り入れるようつとめましょう。
食事療法の基本は一日3回、きちんと食べることです。
間食は、1型糖尿病のお子さん以外は控えましょう。
食事は、量にさえ気をつければ何を食べても大丈夫なので、患者さんだけ特別なものを用意する必要はありません。
むしろ、低カロリーで品数豊富な糖尿病食は、他の家族の生活習慣病予防にも役立ちます。
食品を栄養分ごとに分けた食品交換表を、毎日の献立づくりに活かしましょう。
運動療法には、肥満解消のほか、心肺機能の向上、動脈硬化の予防、筋肉の強化などの目的があります。
また運動をして血糖が下がると、体が要求するインスリンの量が減るという、インスリンの節約効果もみられます。
運動といっても、あくまで治療の一環なので、急に激しいスポーツをしてはいけません。
自分に適した運動の種類と量を、主治医とよく相談して決めましょう。
食事・運動療法で血糖コントロールできない2型糖尿病患者さんには、飲み薬を使うことがあります。
副作用で血糖値が下がりすぎることがあるので、主治医に指示された用法・用量を必ず守りましょう。
また1型糖尿病の患者さんと、飲み薬の効果が得られなかった2型糖尿病の患者さんは、インスリン注射を行います。
インスリン注射は安全で確実な治療方法ですので、怖がらず、主治医に勧められたら速やかに取り入れましょう。