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肩が重いと力が出ない…。

みなさん、こんにちは。

最近、私は肩凝りに非常に悩んでいます…。

というのは、私の仕事の1日の大半は

デスクワークのためです。

私だけでなく、パソコンなど使って

多くの仕事をする現在において、私と同じ

ような悩みを抱えていらっしゃる方は意外と

多くいらっしゃるのではないでしょうか?

「肩こりって一体何で起こるの?」

「またどうすれば治せるの?」

そんな疑問にお答えしていきたいと思います。

肩の筋肉に負担がかかった状態が続くと、

筋肉に乳酸という疲労物質がたまります。

すると、筋肉が硬くこわばってきて血管を圧迫し、

その結果、血行が悪くなってしまいます。

これが肩こりが起こる原因です。

ですので、私のように長時間同じ姿勢を保ったままで

労働している方や、元々の姿勢が悪く前のめりに

なった生活を続けている方には起こりやすい症状と

いうことが出来ます。

肩こりを治療する際には、消炎鎮痛薬・筋弛緩剤・

漢方薬などの内服薬や外用剤、または神経・筋肉注射

などが用いられるのが一般的です。

ですが、薬を使用する前にしっかり予防しておきたい

ですね。

肩こり対策に有効な方法としては、

「同じ姿勢を長時間続けないようにする」

「肩や背中に筋力をつける」

「肩を叩いたり、ストレッチを行ったりして

血行を良くする」

などが挙げられます。

予防はそれほど難しくはないかと思います。

普段から肩こりが気になっている方には

是非一度実践して頂きたいですね。

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ニキビの悩み

みなさん、こんにちは。

最近、思春期真っ只中にいる私の姪っ子が

顔のニキビにすごく悩まされている光景を

よく目にします。

思春期のニキビというのは本当に辛いモノ。

私自身も過去にニキビが治っては何度もぶり返すと

いった苦い経験をしたことがあります。

ところで、ニキビってなぜ出来るか知ってますか?

ニキビはホルモンの影響やストレス、

不規則な生活習慣によって皮脂分泌が盛んに

なることが原因のひとつとして発症します。

皮脂分泌が増えると毛穴に皮脂がたまり、

非炎症性丘疹(白にきび)が形成されることに

なります。非炎症性丘疹に対してアクネ菌が

感染・増殖し、炎症反応が引き起こされると、

腫れや痛みを伴う炎症性丘疹(赤にきび)が

形成されるのです。

もしこれら症状が出てしまった場合は、飲み薬や

塗り薬で対処していくのが一般的です。

皮脂分泌を抑える薬、ホルモンバランスを

整える薬、溜まった皮脂を養分として増殖する

アクネ菌をやっつける抗生剤や毛穴の詰まりを

改善する薬などが使われます。

でも薬を使用するには、病院にかかって医師から

処方してもらわないといけないので何かと

大変です。

ニキビが発生するのを防止するために、

有効な予防法があります。

ニキビ予防の具体的な施策といえば、

ストレスや睡眠不足をできるだけ避け、

緑黄色野菜や食物繊維に富んだ食事の摂取を

心がけるといったことです。

また、こまめな洗顔や保湿なども重要です。

ニキビが出来ると、人前に出るのにも躊躇い勝ちに

なってしまいますね。

そうならないためにも、普段からしっかり

ニキビ予防を実践しておきましょう。

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本当に根強い白癬菌

みなさん、こんにちは。

今日も外はとてもいい天気で

本当に気持ちいいですね。

ようやく冬の季節が終わりを告げて、

暖かい春の訪れが感じられるようになってきました。

でも暖かい季節に入ると、私には悩みの症状が

いっぱい出てくるんです…。

それは、汗疹(あせも)や水虫です…。

恥ずかしながら、特に水虫には毎シーズン

悩まされていて、治療が完治したと思い込んでいても、

翌年にはまたぶり返すを繰り返している気がします…。

日本全体で見ても、患者数はのべ1000万人程度

と見込まれているため、多くの人がお悩みなのでは

ないでしょうか?

そもそも、水虫ってどうやって感染し、

また、どのように治療していけばいいのでしょう?

水虫とは、カビの一種である白癬菌が、皮膚の

角質層に寄生することによって起こる皮膚の病気です。

白癬菌は、水虫にかかった人の皮膚からはがれ落ちる

角質(鱗屑)の中に生きているので、それを素足で

踏んだりして菌が付着することにより感染します。

また白癬菌が感染する部位によって、現れる皮膚症状も

異なり、特に多い足白癬の場合、

「赤く腫れて皮がめくれる」

「強い痒みが生じる」

「角質が肥大してヒビ割れが生じる」

といった症状が見受けられます。

こういった足白癬に対しては、原則として抗真菌薬と

いうカビを殺す塗り薬が使われます。爪水虫については

飲み薬が第一選択薬となります。飲み薬だと有効成分が

効果的に爪に届くので、塗り薬の場合と比べ、

治療期間がかなり短くなるのです。

そんなわけで足白癬は治療法は確立しているものの、

一度感染すると、長期間にわたって治療を続ける

必要があるため、出来るだけ感染しないように

普段から予防に備えておくのが良いでしょう。

予防法としては、

白癬患者とのスリッパやサンダルの共有は避けるとか、

風呂場の足ふきマットは別にするなどがあります。

白癬に一度感染してしまうと、完治させるまでの

苦労は本当に骨が折れます。

みなさんも感染しないよう、十分な対策を

講じてみて下さいね。

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乾癬

みなさん、こんにちは。

今日は乾癬という病気についてご紹介したいと思います。

先日、芸能人の道端アンジェリカさんもこの病気に悩まされている患者の一人という報道もありましたね。

乾癬は慢性的な皮膚疾患です。典型的な症状は、皮膚に赤く盛り上がった紅斑こうはんが発生し、その上を銀白色の鱗屑りんせつがかさぶたのように覆います。

乾癬の種類は主に5つに分類されます。

上記の症状が頭皮や膝、肘などの部分に好発する尋常性乾癬は乾癬患者全体の約9割を占めます。

そのほか、乾癬性関節炎、膿疱のうほう性乾癬、乾癬性紅皮こうひ症、滴状乾癬があります。

乾癬でできる皮疹の大きさ、形は様々ですが、症状の進行につれて数が増え、形が変わっていき、複数の皮疹が癒合ゆごうして全身に及ぶこともあります。

皮疹は体中のどこにでも発症しますが、頭部や肘、膝、臀部でんぶなど連続した刺激を受けやすい部位や太陽の光が当たりにくい部位で発症頻度が高いのが特徴です。

かゆみは、乾癬患者の約60〜90%にみられますが、個人差があり、強く感じる人も全く感じない人もいます。

乾癬の治療法には、主に外用療法、内服療法があります。

外用療法では塗り薬を皮疹に直接塗布します。乾癬治療の中心となる治療法で、多くの患者さんは外用療法からスタートします。

主な塗り薬は、ステロイド外用薬と活性型ビタミンD3外用薬で、症状に応じて単独もしくは組み合わせて使用します。

ステロイド外用薬は炎症を抑える薬です。効果の強さによって5段階に分類され症状に応じて使い分けられます。

長期間使用すると副作用として皮膚が薄くなる、毛細血管が拡張して赤くなるなどの症状がみられることがあります。

一方の活性型ビタミンD3外用薬には、表皮細胞の過剰な増殖を抑える作用があります。

効果が現れるまでに時間がかかる短所がありますが、ステロイド外用薬のように皮膚が薄くなるなどの副作用がないことから近年乾癬治療で広く用いられています。

副作用には皮膚の刺激感、1日の制限量を超えて使用すると血中のカルシウム濃度が上昇し、稀にのどの渇き、脱力感、食欲不振が現れる場合があります。

内服療法は飲み薬を服用する治療法で、中等症から重症の乾癬の患者さんに用いられます。

主な飲み薬はビタミンA誘導体(レチノイド)や免疫抑制薬であるシクロスポリンなどです。

ビタミンA誘導体は表皮細胞の過剰な増殖を抑える薬で、光線療法と併用されることもあります。

近年、生物学的製剤の種類も増えてきたので、適切な使い方や副作用に注意し、治療費を勘定しながら、自分にあったものを医師と相談して選びましょう。

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健康診断でひっかりました…。

みなさん、こんにちは。

先日1年ぶりに健康診断を受けてきました。

みなさんも1年に1回会社に提出しているあれです。

結果はというと…。

コレステロールと中性脂肪が非常に高めでした(>人<;)

最近は大した運動もせず、食べては寝る、食べては寝る、

を繰り返していたので、当然といえば当然なのですが…。

コレステロールや中性脂肪が増えると注意しない

といけないのが、脳梗塞や心筋梗塞、狭心症です。

これらの病気はどうやって生じるのでしょう?

血液中にコレステロールが増えると、LDLが増加し

高血圧や喫煙によって傷つけられた血管壁の内皮に

入り込み酸化されます。酸化されたLDLは白血球の

一種に取り込まれ、ドロドロとした塊(粥腫)を

形成することにより血管壁が盛り上がり、

血管内腔が狭くなります。

一方、中性脂肪が多くなるとコレステロールのように

血管壁に沈着することはありませんが、通常のLDL

より小さなLDLが増えて血管壁に入り込み酸化されます。

さらに中性脂肪が多くなると、血管壁に入り込んだ

コレステロールを回収するHDLが減少し、

コレステロールを血管壁に沈着させやすくします。

このようにして、動脈硬化の症状は進行していきます。

進行した動脈硬化に対しては、コレステロールや

中性脂肪の合成を抑える薬、コレステロールの

吸収を阻害する薬、血液を固まりにくくする薬が

用いられます。

薬物治療は長期間に渡ると思われがちな疾患ですが、

生活習慣の改善が見られ、LDLコレステロール値が

長期間良好ならば薬の服用中止が検討されます。

高脂血症を予防する際、

特に大事なのは、何と言っても食事管理でしょう。

コレステロールを減らす食物繊維を多く摂ったり、

アルコールや糖分を控えることは中性脂肪の

低減に繋がります。

また、定期的に有酸素運動を行うことによって、

HDL(善玉コレステロール)の量を増加させる

というのも有効でしょう。

みなさんは日々、健康管理に十分気を付けて

いらっしゃいますか?

私のような診断結果にならないよう、普段から

しっかり予防しておいて下さいね。

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ズキズキ痛い偏頭痛

みなさん、こんにちは。

私は昔から偏頭痛持ちなので、ふとした拍子に頭の痛みに長時間悩まされることが多々あります。

偏頭痛持ちの方なら、お分かりかと思いますが、本当に辛い…。

ですので、痛み止めは常時持ち歩くようにしています。

今回は偏頭痛についてご紹介したいと思います。

偏頭痛はこめかみから目のあたりが、ズキズキと心臓の動きに合わせるようなリズムで痛むのが特徴。

吐き気や嘔吐を伴い、光・音・気圧や温度の変化に対して敏感になることも多いです。

原因ははっきりと解明されていないが、脳の血管を取り巻く三叉神経の炎症が関わっていると考えられています。

20代~40代の女性に多く、生理前から生理中にかけて頭痛が起こりがちであるため、女性ホルモンとの関係性も疑われていますが、男性にも起こることがあります。

原因は何らかの理由で脳の視床下部が刺激されることで、脳の血管が急激に拡張することで、独特の脈打つような痛みが生じるという説がありますが、はっきりとした原因は解明されていません。

ほかにも、電車などの移動中に見る窓越しの風景や、車やバスなどのエンジンの振動も脳への刺激につながるといわれています。

また、血管を拡張・収縮させるポリフェノールなどが含まれるオリーブオイル、チーズ、赤ワインなどの摂り過ぎも、片頭痛の引き金になることがあるようです。

症状としては、片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、心臓のリズムに合わせて脈を打つようにズキズキと痛むことが多いようです。

体を動かすと痛みが増し、吐き気、嘔吐、下痢といった症状も伴うため、仕事や家事といった日常生活に影響が出やすいようです。

人によっては、ギザギザした光が見える、空腹感がある、生あくびを繰り返す、イライラする、手足がむくむといった痛みの予兆があります。

症状とその経過、頻度など診断基準をもとにした問診が最も重要です。

中心となる治療は薬物療法で、三叉神経周辺の炎症を抑え脳の血管を収縮する働きで、片頭痛発作を抑えるトリプタンが最も使用されます。

一般的な痛み止めの非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)も用いられます。

また、日常生活に支障を来たすほど片頭痛の発作が多く起きたり、痛みの持続時間が長かったりする場合には、片頭痛の回数を半分以下に抑えることを目標に、予防薬が使われることもあります。

痛みが強い部分に冷やしたタオルを乗せることも、痛みをやわらげるのに役立ちます。

片頭痛は、過労やストレスによって起こりやすくなるため、これらをためないようにすることが予防につながります。

また、片頭痛にはビタミンB2やマグネシウムが良いとされており、食生活の改善も効果的です。

なお、頭痛が起きている時は入浴や運動、マッサージなどで悪化するため、痛む部分を冷やし、横になって静かな部屋で休むことが望ましいです。

月に10日以上頭痛薬を飲んでいる場合には、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)に陥っている可能性もあるため、注意が必要です。

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白内障の進行

みなさん、こんにちは。

私は仕事柄、普段ご高齢の方と接することが多いのですが、資料などをお見せしながらお話ししている時に『ものが全然見えなくて困る。』と言ったお声を聞くことがよくあります。

おそらく老人性の白内障なのだな、と思いながらお話ししているのですが、今回はそんな緑内障についてお話していきたいと思います。

まず、白内障には様々な自覚症状があります。

「白」とつくので、白く見えるのか?と言えば、そういう場合もありますが、一概にそうではありません。水晶体の濁りのため光が眼の中に十分に入らなくなり、物が薄暗く見える場合の方が多いのです。

また、暗くなるだけでなく、濁り方によっては水晶体内で光が乱反射し、眩しく見える場合もあります。この現象は、特に強い光を夜見たときに起こります。

夜暗い場所では、少しでも多くの光を眼に取り込むために、ヒトの眼は瞳孔が広く開かれています。

水晶体の中の一部に濁りがあると、大きく開かれた瞳孔に、光が飛び込む事になり、昼間よりも眩しく感じてしまう場合があります。

車を運転している方は、夜道で、明るい該当や、照度の強い信号を見ると、この様な現象を感じられる場合があります。

また、霧がかかったようなモヤやボケといった現象も引き起こします。

この現象は、視力の低下として捉えてしまいがちで、メガネを作り直したり、コンタクトレンズの度数を変えたりしてみて、それでも改善されない、というところから気付かれる方も多いです。

視力検査で急に視力が落ちた方などは、白内障を疑う必要があります。

実際に、眼科に「視力が落ちた」という理由で来院される患者様の中には、白内障になっていて視力が落ちている方が多くいらっしゃいます。

白内障は、進行していない状態では肉眼では判断が出来ません。

特に、一般の方が判断する事は非常に難しく、余程進んだ白内障の場合でないとわかりません。

また、白内障は余程進行しない限り、完全に見えなくなる事は無く、さらに眼は通常両眼でモノを見ているため、片眼が白内障で若干見えなくなってきていても、日常生活がなんとかこなせてしまいます。

そういった面でも、白内障になっていても長い間放置してしまう人が多いのです。

特に、交通の便が悪い場所に住んでいる方や、眼科が近くに無い方、あまり生活上問題にならない方等は、進行してしまいます。

また、白内障は、痛みを伴わないので、この点も眼科受診を遅らせる一つの要因になっています。

白内障によって出る痛みは間接的なもので、眩しさによって眼の奥が疲れてしまう場合はそれが痛みとして捉えられますが、これは水晶体の痛みではありません。

白内障は進行してしまった場合は、手術をする以外の方法がありません。

自覚症状がない程度の白内障のごく初期であれば、薬剤による進行抑制で、手術する時期をずっと先にしたり、またはなんとか手術をしないでそのまま生活することも可能です。

白内障の検査は決して大変な検査ではありません。診察室で眼に灯りを当ててごく短時間で痛みなく検査が終了します。

多くの白内障が加齢に伴うものですので、定期的に眼科を受診される事で、早めに症状を捉え、手術が必要であったとしても、焦らずに時期を選んで手術をする事も出来ます。

また、運転等、職業柄視力を重視される場合は、なるべく早い手術が必要な場合もあります。自己判断はせず、速やかに眼科医に相談するのが対処法となります。

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ツラい花粉症にかからないために

みなさん、こんにちは。

2月に入り、天気もポカポカ陽気で

ほんとに気持ちいいですね。

こんな日は少し外に散歩にでも出掛けて、

気分リフレッシュといきたいところです(╹◡╹)

しかし、こんな時期から頭を悩ませ始めるのが

花粉症。

多くの方が一度くらいは鼻症状(くしゃみ・

鼻水・鼻詰まり)や目の症状(痒み・涙・充血)

に悩まれたことがあるのではないでしょうか。

花粉症のアレルゲンとなるものは、

日本だけをみても実に60種類ほどあって、

代表的なスギ花粉をはじめ、ヒノキ・イネ・

ブタクサ・ヨモギなどがこれに該当すると

言われています。

花粉の種類には地域差があり、花粉症の原因植物の

特徴や飛散期もそれぞれ異なります。

上述した通り、鼻や目に症状が現れることが多く、

その重症度もマチマチですが、

症状が出始めた場合、過剰になったアレルギー

反応を抑えるために内服薬や点眼薬で治療を

進めることが多いようです。

花粉症は薬物治療で対処するにしても、

症状が悪化するほど薬が効きにくくなって

しまう傾向があるので、

早めに対策を立てる必要があります。

症状が軽いうちに薬を使いはじめると、

花粉の飛散量が多くなった時期でも症状を

コントロールしやすく、そのシーズンの症状を

軽くすることができます。

また、薬以外の対処法としては、

・飛散の多い時は窓・戸を閉め、換気時の窓は

小さく開け、短時間にとどめる。

・表面がけばだった毛織物などの使用は避ける。

・ふとんや洗濯物の外干しは避ける。

上記のような点に気を付けて生活していれば、

重度の花粉症に悩まされることは少なくなる

ようです。

是非、普段から意識して実践してみてくださいね。

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痛〜い帯状疱疹

みなさん、こんにちは。

先日、同じ職場の同僚が帯状疱疹に

苦しんでいました。

私も初めて見ましたが、首から胸部に

かけて赤い水ぶくれ状の斑点が

一面に出来ており、見るからに痛そうと

いった感じでした。

ところで、帯状疱疹ってどういう疾患か

知ってますか?

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスを原因

として発症する病気です。

初期には皮膚がピリピリするような痛みを感じ、

時間の経過とともに赤みや水疱形成などの

皮膚症状が現れます。

初めて感染したときは水疱瘡として

発症しますが、水疱瘡が治った後、

水痘帯状疱疹ウイルスは後根神経節と呼ばれる

部位に潜伏し、悪さをすることなく年単位で

潜んでいます。しかし、ストレスや疲れなどが

引き金となりウイルスに対する抵抗力が

低下すると、水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化して、

帯状疱疹を引き起こすのです。

こういった症状に対しては、原因ウイルスの増殖を

抑える抗ウイルス剤が使用されるほか、痛みを

伴うことも多いので鎮痛剤も一緒に処方される

ことが大半です。

帯状疱疹は、重症化すると神経痛が永続的に継続する

といった状態に悪化する場合があるので、早期発見と

予防が重要です。

理由不明の急な痛みを体の片側に感じたら、

まず皮膚科を受診するのが最適です。

あと日常の予防でもっとも大切なことは、

免疫力を低下させないこと。

食事のバランスに気をつけ、睡眠をきちんと

取って体にストレスを与えないことが大切です。

帯状疱疹はかかると大変です。

みなさんも日々の疲れを溜め込み過ぎないように

十分注意してくださいね。

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池江選手を襲った白血病

みなさん、こんにちは。

去る2月12日、みなさんのもとに衝撃の走る

ニュースが報道されたことは記憶に新しいですね。

今最も勢いのある競泳界のホープ

池江璃花子選手が白血病に侵されている

とメディアが報じました。

私もこのニュースを聞いた時、

『なぜ、このタイミングで…。』、と

非常に残念でなりませんでした。

『白血病って?』、『選手生命は大丈夫?』など

みなさんも色々心配されたことかと思いますが、

白血病って一体どんな病気なのでしょうか。

白血病とは簡単に言ってしまえば、『血液のガン』

です。血液細胞がガン化した結果、正常な機能を

持たないまま過剰に増殖するようになってしまうのです。

その結果、

「感染症にかかりやすくなる」

「感染症が治りにくくなる」

「通常の免疫力があればかからないような感染症になる」

などの症状が現れます。

発症の原因は詳しく解明されていませんが、喫煙や

健康診断の時に浴びる放射線、さらに自然界にも存在する

放射線や発がん物質が原因ではないかと考えられています。

治療には、炎症反応を鎮めるステロイド剤やガン細胞を

減少させる抗ガン剤、放射線治療が施されます。

白血病の予防法においてはまだ確立されておらず、

不明点が多い病気であることも事実です。

現在では医療の発展もあり、白血病に罹患しても

約70〜80%程度は寛解すると言われていますが、

白血病の初期症状は一般的な風邪などの症状と

間違われやすいため、発見が難しいとされています。

貧血や全身の倦怠感、無気力になるなどの自覚症状、

さらには夜間に多くの寝汗をかいたり、体重の減少が

気になる、などの症状が現れた場合は速やかに

医療機関を受診するようにしてくださいね。